2017年11月15日水曜日

ナカノ テクニカルコンペティション ファイナル






先週のKOUから間髪入れず今週は

東京にてナカノテクニカルコンペティション 全国大会










予選のフォト審査を通過して

















毎度 TAKUMA サンキューです!!















いざファイナルへ!!












全国各地からファイナルに進出した33名の猛者達との決戦!!














自分らしいクリエーションでガチンコ勝負















そして仕上がり!!





















































ベースは肩レングスのボブスタイルに

ハチ周りにボルドーのカラーを面で入れて

そこを強めのウェーブをかけて崩す


トップから四角くレイヤーを入れて

どこかノスタルジックでいてハンサムなレイヤーボブに

フロントからサイドにかけてのレイヤーと

ネープの作り方はかなりマニアックにチャレンジしました



 コスチュームもいわゆるコンテストだからというモノではなく

モデルのユミちゃんの持ってるムードを大切に

コーディネートをギリギリまで考えてミニマムに仕上げました




コテも使わずしっかり切り込んで

かつスタイリングもシンプルにまとめて

















そして結果は!!






























エクセレント賞頂きましたー!!






グランプリではなかったのですが

グランプリの次に当たる賞

エクセレント賞を頂く事が出来ました

少し悔しさも残るのですが でも評価頂けた事にホント嬉しく思います











ナカノのファイナルは今まで何度かチャレンジしてるのですが

10年近く前に僕が初めて全国規模のコンテストにチャレンジしたのも

このコンテストでしたし

なんとその初挑戦の時のモデルさんが

先日KOUで一緒にショーをしたnanukのサキちゃん

そしてこのコンテストは僕がリスペクトする美容師さんが審査員として

ずっと出られてるという事もあってなんとかあの場で評価して頂きたいと

いろんな事が一周して昨日だったのかなーと

またチャレンジする事の大切さや いろんな縁の大切さを

賞以上にスタッフにも感じてもらえたら最高です







モデルのユミちゃんも堂々たるウォーキングだったし

大切な髪を切らせてくれて

あの瞬間でユミちゃんの新しい一面を引き出したいと必死にできたし 

そういう気持ちにさせてくれたユミちゃんの協力も本当に助かりました







そしてメイクのナカサキ

もう二人で何回チャレンジしてるかわからないけど

今も現在進行形で日々サロンワークからクリエイションから

何から何まで一緒に頑張って支えてくれてます

僕の意味わからない注文にもすごく考えて動いてくれるし

私じゃないとケンユウさんは支えてあげれません的な事まで言われて 笑

本当によくついてきてくれるよなと。。。




お互いレベルも上がってるから色々と要求もするし

新しい事にチャレンジするってホントに大変で

一度でも手応えをつかむとそれに依存しちゃって

そこをどんどん手放してからじゃないと新しいモノは生まれないから

この作業は毎回しんどい。。。

ナカサキのメイクデザインが僕のデザインを導いてくれる事も出てきて

成長を感じるのももちろん いつも無理難題に応えようと

それこそ知らないうちにスキルもセンスも上がってるんですよねー






今回も忙しい中ホントに頑張ってくれたから

もちろんグランプリ獲るぞー!!と鼻息荒く臨んだんですが

ナカサキの為にも!!という気持ちも大きかったです






他のスタッフもみんな成長してくれてて

すごい強いチームになってきたなーと

身が引き締まる思いにさせてもらう事も多くて

僕もまだまだ頑張ります!!









来週はタチカワコンテスト

またチャレンジの1日になると思うので

しっかり準備して頑張りたいと思います!!








では!!


HAVE A GOOD DAY


2017年11月9日木曜日

LUNDIZOMBIES presents 1st WORKSHOP 『KOU』









記憶や余韻が残るヒトになる

そういう仕事ができるような美容師になる

人気があるとか 認知される事より

今の時代大切な事があるんじゃないか

そんな思いが香り、音楽

そしてヘアデザインに乗っかって

今もあの会場にいたみんなに忘れられない記憶として

刻まれたような 素晴らしい夜でした


















LUNDI ZOMBIEZ

presents 1st WORK SHOP

『KOU』




ご来場頂いた皆様 本当にありがとうございました!!
















































































































オープンと同時に並んで頂いた方もいて

会場限定のロンT、カセット、キャンドル、スプレーも無事完売










100名限定という事もあって本当にジャストなボリュームでした










ショースタート時間

この日の為に準備したオリジナルムービーからスタート

そこから僕とTAKUMAとnanuk山下さんの挨拶から

カットがスタートしたのですが

カット直前に僕の方から

「今日はギリギリまで近くで見てください」

と言ってカットが始まった瞬間





会場のみんながグッーと前に詰めてきて

それこそ僕ら演者のギリギリのところまで





一瞬にして 鳥肌立ちました





ここに来てる人はみんな今日は何かのキッカケにしたい

何かを感じて帰りたい

演者の僕がそんなエネルギーを会場にいらした全ての人から

ビシビシ感じて

絶対にロマンティックな1日にするんだと






カット中は本当に気持ち良く切れて

どんどん どんどん 仕上がりのイメージが自分の中で

考えてるものより確実にいいデザインになるって

勝手に体が手が動いていくあの感覚は今も感触で残ってます

本当に終始ストークしっ放しのあっという間の30分でした












そしてシューティング


































nanuk 山下純平

photo by TAKUMA










































HURRAH / HURRAH AND THINGS  ヤマザキケンユウ

photo by TAKUMA
















山下さんの作るスタイルはとても詩情的で

ムードもセンスも改めて僕はすごく好きなデザイナーだなと

カット中も向かい合わせだったので時々 目を配って見てたのですが

やっぱりいいスタイリストの共通点として

所作が美しい

山下さんも本当にデザインの柔らかさや素晴らしさが姿勢で見えました

そしてヘアデザインに対しての自由度がディティールとかそういう

美容師のエゴ的な部分じゃなく

魅せ方までちゃんとディレクションできてるとこが

『今』な東京を代表するスタイリストなんだなーと

とにかく素晴らしいスタイルでした












僕はとにかくいかに手数を少なくムードを引き出せるかをテーマに

風と空気でスタイリングする

そんなイメージで作ってみました

最近気分な国境や世代や時代を越えたデザインを

自分なりの解釈で今に作り出す

特に難しいテクニックはないのですが

丁寧に丁寧に優しく作ったスタイルです















話は変わって

今回のワークショップ メインテーマは香りなんですが

山下さんとこのテーマにするにあたってお互い

香りが放つエフェクトって何だろうって意見を出し合った時に

僕は旅に出て帰ってくる度にその土地で感じた

街の香りが音楽と一緒になって

時間が経ってもそこがシンクロすると

一気に記憶が蘇り

そういう仕掛けを今回もと思って音楽にもかなり拘りました

ショー中にも流して ミックステープにも入れた








Cornelius

あなたがいるなら










これは僕からnanukへのラブレター 笑

この曲を一曲目でチョイスしたのは勝手に僕がnanukへの愛を

ぶつけたかったから

歌詞もすごく気持ち的に今回のショーをやるにあたってのシンクロ感が半端なく

勝手に自分なりの解釈でnanukへのラブソングとしてチョイス







そして







stevie wonder

RIBBON IN THE SKY















去年と今年カリフォルニアに行った時に観た空と海の色が

本当に素晴らしくて

ハンティントンビーチでサンセットサーフィンをした時は

その空と海の色に感動して涙が出るくらい

でもそれが見れたから経験できたから感じる事もあって

新潟の空も美しいな〜って


今の時期早朝サーフィンに出かけると

天気のいい事なんてほとんどなくて海の上からの景色は

鉛色の空に冷たい水と風が 今までだったらそんな風に思えなかったけど

その鉛色の空に反射して海面がシルバーに光る景色が

大好きになりました

モノトーンの世界にいる錯覚でとてもフォトジェニックだったりするんです

その新潟の鉛色の空を背景に作品残せないかなって

そこからずっとスティービーのこの曲が頭から離れなくて

気づいた人はどれくらいいたかわからないけど

この空背景の撮影の瞬間にこの曲流れてた時は勝手に感動してました笑


























































空の色はどうやったって変えれないんだから

僕はこの空の色を受け入れるんだ

そういう事って生きててもたくさんあるから









美しいものを見た時に逆説的に

じゃあその反対は美しくないのかとか

そういう事考えるとモノの見え方も変わってきて

不思議とそういう気持ちって自分には昔からあって

だから自分にしかできない事って何だろうって

それは何かを否定してるように見える事もあったり

実際そういう風に捉えられて生意気扱いされたり

でもそうじゃなくて

普遍的に誰が見ても美しいとか 素晴らしいとか思えるもの

そこには最大限のリスペクトはしつつ

逆説的に考えた時にまた違った美しさが見えてきたり感じれたり







それは自分自身にも大切にしてて

一度いいと思った感覚とか感触とかってそこで止まって考えると

どうしても依存しちゃって

拘りやプライドはあっても依存する事はしたくない

だから捨てては作っての繰り返し

自分で自分に飽きないように ガッカリしないように

勝手に自分でハードル上げて 飛び越えてみる

逆に行ってみる

逆らってみる

否定じゃないんだ

いつかそのチャレンジがスタンダードになって

誰かの為になって

なんだ そうか 優しかったなって

余韻の残し方ってそういう事な気がしました











そして最後に今回のワークショップ

本当にたくさんの方に支えて頂いて成功できました









香りのサポートをしてくれた LE LABO



カセットのミックスから オープニングの楽曲

ロンT、トートバッグの製作と頑張ってくれた

Hurtメンバー



そしてご協賛頂きました

各ディーラー、メーカーの皆様



そして準備から何から何までサポートしてくれた

スタッフのみんな



メイクで頑張ってくれたアチャ

本当にセンスよくなりました





で、何と言っても僕らスタイリストの代弁者

モデルのひなのちゃん、ふーちゃん

BIG THANX!!!!!









そしてこんな素晴らしい動画も作ってもらいました



ジュンペイくんありがと









本当みんなの協力あって実現できた今回の

『KOU』






















僕が一番余韻から覚めれないです。。。



またnanukとはビッグな企画ができるように

僕も新潟で頑張ります














本当にありがとうございましたー!!!!!




2017年10月5日木曜日

FEATHER SHORT
















ドライな質感で作るフェザーショート
























































ネープレスなデザインが多い中今回は

スタイル全体のフェザー感を出す為にあえてえり足を残して

顔周りにはヌードカラーのハイライトが入ってます






















メイクはナカサキ

赤味のある色も少しダークにボルドーに寄せて

トレンドのオレンジも夏よりは少し彩度を抑えて





















77circaの新作スウェットはもちろんAFTER SCHOOL

















そして質感チェンジ!!







































モードで大人なムードに






















TANのニットにJOHN LAWRENCE SULLIVANのワイドパンツ



































グッと気温も下がって来て

ヘアもメイクもファッションもAWにチェンジです











このブログにまだ載せれてなかった

HURRAH ✖︎ AFTER SCHOOL

2016AWのコレクションも次のブログで載せていきます

お楽しみにー
















そして昨日告知したこちら














早くも問い合わせが来ております

嬉しい事にこの調子ですと即SOLD OUTも予想されます

10月10日の販売日には是非チケットGETしてください!!










では!!



HAVE A GOOD DAY